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資格取得後の活動

■資格取得直後の新人ヘルパーが現場でやること

ホームヘルパー講座で習った介護知識・技術がしっかり生かせるかどうか?など不安に思う方もいると思います。

ですが新人のホームヘルパーではほとんどの場合、簡単な家事援助からスタートすることが多く、また最初は介護福祉士や1級ヘルパーなどの資格を持っているある一定以上のホームヘルパー経験を積んでいる「コーディネーター」が同行して指導してくれます。

気を付けるべきことはホームヘルパーの仕事は「その家庭のやり方に従う」ことを条件として介護活動を行なってゆく所。ヘルパーだからといって勝手な行動をすると思わぬトラブルを引き起こす場合があります。

その場その場の臨機応変な対応を迫られますがココの部分は現場を行っただけ、つまり「慣れ」です。

慣れるまではやや時間がかかるかもしれませんが、まずは先輩ヘルパー、コーディネーターに指示された手順通りに仕事をこなしてゆくことが大事です。

現場で自信を持ってバリバリ活躍できる状態になるには、資格取得後最低半年以上掛かると見てもいいでしょう。

また現在介護の現場は常に人手不足の状態が続いているので、まったく仕事が回ってこないという心配はほとんどの場合ありません。

ホームヘルパーが廃止?

現在国(厚生労働省)の方針としてホームヘルパーを廃止して、介護保険で報酬を得る「介護職」はすべて「介護福祉士(国家資格)」を持っていることが条件になる意向があります。

そしてその意向になるための段階的方法として「介護職員基礎研修」というものが
導入されすでにスタートされており、当分の間はこの介護職員基礎研修はホームヘルパー1級よりも上級資格としての扱いになります。


そしてホームヘルパー2級以上の資格取得していて、かつ1年以上の実務経験があれば、「介護職員基礎研修」を受ける時間と掛かる費用も約三分の一に大幅カットされます。

これからヘルパーになろうという方であれば、今のうちになるべく早くホームヘルパー2級資格を取得しておくべきです。

また、もしこれからホームヘルパー1級講座を受けようと思っている方であれば、費用対効果で考えるとホームヘルパー1級講座はパスして、介護職員基礎研修を受講するのがお勧めです。

3年以上の実務経験があるなら、国家資格である「介護福祉士」を取得する道が最適でしょう。

(2009年度からは介護福祉士国家試験の「受験資格を厳しくする案」も実施に向けて検討されてます)

なんにせよ人手不足は解消されていないですし、国がやることは何事も時間を要することがほとんどなので、ホームヘルパーを仕事としてやってゆくのであればヘルパー2級以上の資格を取得していれば、しばらくは働くことができます。


ホームヘルパー2級 → 介護福祉士 → ケアマネージャー と、1級を飛ばしてキャリアアップしてゆく道がお勧めです。年収アップにも繋がって来ます。

・ホームヘルパー1級

ホームヘルパー1級は、2級修了後1年以上の実務経験者が受講できる講座です(自治体によっては、実務経験なしで受講可能な所もあり)

ホームヘルパー1級ではチームリーダー的な資質を学ぶための、より深い知識や技術を学び、介護技術を理解して実践するだけではなく、ヘルパー達をまとめる主任ヘルパーとしての指導者としての振る舞い・動きなども習得してゆきます。


○1級の講習時間

・座学での講義が84時間
・実技講習が62時間
・デイサービスセンター実習、訪問看護同行訪問などの実習が84時間

の合計230時間が必要になり、2級よりも倍ほどの時間を要します。

※補足

ですが、現在国の方針として2007年から「介護職員基礎研修」がスタートしたことから、ホームヘルパー1級養成講座を受ける意義・メリットが薄くなっています。

介護職員基礎研修は当分の間はホームヘルパー1級よりも上級資格としての扱いになるので、これから講習を受けるなら、1級講座よりは介護職員基礎研修を受講しましょう。

仮に3年以上の実務経験があるなら、国家資格である「介護福祉士」を取得する道がベストの選択です。

・ホームヘルパー2級

介護職の入り口であるホームヘルパー2級は、沢山の方が資格取得を目指しており、人気資格の一つです。

2級では福祉サービスの基本、社会福祉の制度とホームヘルプサービス、基本的態度の形成に関する知識から介護実習まで、現場で活躍するために必要な知識と技術を習得してゆきます。


○2級の講習時間

・座学での講義が58時間
・実技講習が42時間
・施設や訪問介護事業所での介護実習が30時間

の合計130時間で、3級の2倍以上の講習を受けることになります。


講習実施場所は「各自治体」「福祉系の専門学校」「民間団体」「訪問介護事業者」など色んな所で受けることができ、掛かる費用(受講料金)は7万円~13万円ぐらいが目安になります。

たまに訪問介護事業や各施設運営をしていて、かつヘルパー講座も開講している会社がありますが、こういった場合だとヘルパー講座修了後、受講料を一部~全額免除してくれたりしますが、ほとんどの場合「一定期間その会社で働く」ということが条件にあったりします。


注意しないといけないのは、平成21年の介護保険法の改正で、現在国の方針としてホームヘルパーを廃止して、国家資格である「介護福祉士」を訪問介護員の資格にしたい意向が見られます。

その場合、ホームヘルパー2級以上の資格取得していて、かつ1年以上の実務経験があれば、当分の間は介護福祉士と同等となる「介護職員基礎研修」を受ける時間と掛かる費用も約三分の一に大幅にカットされますので、今のうちに早めにホームヘルパー2級資格を取得しておくべきです。


どちらにせよ、これからホームヘルパーを仕事としてやってゆくのであれば2級以上の資格取得は必須です。そしてホームヘルパー2級講座修了後からがヘルパーとしてのスタートになります。

・ホームヘルパー3級

3級では社会福祉・ホームヘルプサービスに関する知識についての講義を受け、対応の仕方、介護技術入門など基本的な勉強をしてゆきます。

○3級の講習時間

・座学での講義が25時間
・実技講習が17時間
・在宅サービス提供の現場を見学する実習が8時間

の合計50時間の講習を受けるとホームヘルパー3級として認定されます。

現在では平成21年の介護保険法の改正により、訪問介護のホームヘルパーとして働くなら2級以上の研修修了が必要となったので、今は3級の講習を実施する事業者や専門学校はほとんどなく、家庭で家族介護に携わる人を対象に自治体が中心に開催しています。

ホームヘルパー3級での就労は難しく、また3級は取得する必要がありません。

資格取得の目安

ホームヘルパーになるには、「ホームヘルパー(訪問介護員)養成研修」を修了する必要がありますが、ではどういう基準で何級を取得すればいいんでしょうか?

これは雇用の問題から考える必要があります。


求人募集ではホームヘルパー2級以上を募集条件にしているのがほとんどです。

3級はあくまでも入門レベルで、2級を取得している人であればホームヘルパーとして雇ってもらえることが多い傾向にあるので2級以上の資格取得を基準に考えましょう。

他人の身体に直接かかわる仕事ですから、利用者の安全のためにもプロとしてのある一定以上の知識・技術は当然求められます。これからホームヘルパーとして活動してゆくのであれば2級程度の資格取得は必須と考えてもいいでしょう。


また2007年から「介護職員基礎研修」がスタートしたことから、ホームヘルパー1級を取るメリットが薄くなってきています。

ホームヘルパー2級 → 介護福祉士 → ケアマネージャー と、1級を飛ばしてキャリアアップしてゆく道がお勧めです。お給料アップにも繋がって来ます。

講習を受けて資格取得

ホームヘルパーの資格は社会福祉士や介護福祉士のような資格試験を受けて取得する「国家資格」とは違い、厚生労働省が認定した講習事業者の講習を修了すると、「講習修了者」と認定される「認定資格」になります。

年齢制限・性別などの受験資格などはなく、国が指定する講習さえ受ければ誰でも取得できます。

ホームヘルパーの資格には3級・2級・1級の3種類があり、それぞれ受ける講習時間によって取得する資格が変わってきます。

研修時間は「講義+実習」合わせて3級が50時間、2級が130時間、1級が230時間となっており、講習を受ける場所によって掛かる費用・料金が変わってきます。

講習実施場所は「各自治体」「福祉系の専門学校」「民間団体」「訪問介護事業者」など様々です。

自治体は平日・昼間のコースが多いので専業主婦向けであったりなど、受ける場所によって時間帯など違ってきますので、自分の生活スタイルに合った講習場所で受けるようにしましょう。


高齢化社会を迎え、介護保険制度も導入された現代では、ホームヘルパーの需要はますます高まっています。